「アナと雪の女王2」見てきました! エルサの魔法の秘密とは…

こんにちは、iNoです。

アナと雪の女王2見てきました!感想です。

 

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1.アナと雪の女王2あらすじ

2.エルサの魔法の秘密とは

 ・「自分を知ること」の大切さと苦しみ

 ・大事なのはやはり「愛」

 ・アナの思い、行動

 ・相容れないもの

3.まとめ

 

 

アナと雪の女王2 あらすじ

雪と氷に覆われたアレンデール王国に光を取り戻したエルサとアナ。

 

氷を操る魔法を持つエルサはありのままの自分を受け入れ、明るいアナと優しい仲間たちと共に幸せな日々を過ごしていました。

 

そんなある日、エルサにしか聞こえない不思議な歌声が聞こえるようになります。

 

エルサとアナは、オラフやクリストフと共に新しい世界へ導かれていきます。その旅はエルサの魔法の力を知るための冒険の始まりでした。

 

★ネタバレを含みますのでまだ見ていない方はご注意ください

 

 

 

エルサの魔法の秘密とは

なぜエルサだけ魔法が使えるのか。確かに不思議でした。

 

アナは使えませんし、国の他の人たちも使えません。エルサだけが使えるのです。

確かになぜ?ですよね。

 

アレンデール王国の外には、魔法が生きる森があり、そこには精霊と共に生きる人たちがいたのです。

 

しかしその森は今濃い霧に包まれ、足を踏み入れることができません。なぜそんなことになってしまったのか。

 

その理由は、前々国王、つまりアナとエルサのおじいさんが、その森で暮らしている人々、ノーサルドラ人と争いを起こしてしまったため。

その争いに怒った森の精霊たちが、濃い霧でもって森を閉ざしてしまったからでした。

 

 

・「自分を知ること」の大切さと苦しみ

エルサはなぜ自分だけ魔法が使えるのか。なぜ自分にしか聞こえない声が聞こえるのか。自分の事が知りたい、声が呼ぶ新しい世界へ行きたいと願うようになります。

 

そして歌声に導かれ、エルサとアナ、オラフやクリストフらは霧に閉ざされた森へと向かいます。

 

ここでオラフとクリストフが霧の中へ入ろうとしますが、弾き飛ばされてしまいます。しかしエルサが霧へ手を伸ばすと、霧の中へ入れるようになります。

 

ここでも、エルサが外の人とは違うということがわかります。

 

そして霧の中で出会う精霊たち。暴れる彼らをエルサは氷の力で治めていきます。

 

森の中で見聞きする過去の出来事。

 

霧を晴らすには、なぜ争いが起こったのか真実を知ることが必要となります。過去を知らなければ、未来を正しく選択することができないからです。

 

そして真実を求め歩き続けるエルサとアナの前に、沈没したはずの両親の船が姿を現します。

 

そこで知る残酷な真実。二人の両親は、エルサの魔法の力の謎を解くために船で旅に出たのでした。

 

自分のせいで両親が亡くなってしまったのだと打ちひしがれるエルサと、それは違うとエルサを諭すアナ。

 

自分はなぜ生まれてきたのか、どこへ行こうとしているのか、何を求めているのか。それを知るにはとても苦しくつらいことが待ち受けているかもしれない。

 

それでもエルサは自分を知ることを求め、どんなに危険でも歌声が呼ぶ方へ向かいます。

 

 

・大事なのはやはり「愛」

アナ雪は1でも「愛」がテーマとなっていました。姉妹の絆というか、本物の愛というか。

 

やはり2でもそれは同じで、姉妹は本当にお互いの事を一番に考えています。

 

アナはエルサが大切で、死んでほしくないから自分も一緒に行くと譲らず。エルサはアナが大切で死んでほしくないから、自分一人で行くと譲らず。

 

結局エルサの魔法でアナを遠ざけてしまうのですが、前向きで明るく向こう見ずなあのアナが大人しく安全な場所に帰るわけがありませんよね。

 

アナはアナで真実を求めオラフと共に冒険を続けます。

 

 

 

・アナの思い、行動

エルサは一人海に向かい、長く危険な戦いの末水の精霊を治めることに成功します。

 

そしてやっとエルサを呼ぶ声のもとにたどり着きます。

 

そこでエルサは真実を知ることとなります。

 

王国では、森の住人であるノーサルドラ人が先に攻撃をしてきたと言われていました。しかし本当はまったく逆で、王国が先に攻撃を仕掛けていたのです。

 

それを知ったエルサは、最後の力を振り絞りアナへその真実を伝えます。

 

そしてそのまま凍り付くエルサ。そのためオラフも崩れていき、アナは同時にオラフとエルサを失うこととなったのです。

 

アナは崩れ去るオラフを抱きしめながら、しばらくうずくまっています。しかし、今自分ができることをただやるんだと、立ち上がります。

 

 

・相容れないもの

ここでいう相容れないものとは、魔法を使わない人たちと、精霊と共に生きる人たちのことです。

 

人間と自然、ということとも言えるでしょうか。

 

精霊と生きるノーサルドラ人を信用できなかったアレンデール王国の前々国王は、だまし討ちをする形でノーサルドラ人と争いを始めてしまいます。

 

エルサとアナのお父さんはアレンデール王国の国王で、精霊と生きる人ではありませんでした。

 

しかしお母さんは、なんとノーサルドラ人だったのです。

 

この旅でそれを知ることができたエルサとアナ。そして森の中に閉じ込められていたノーサルドラ人とアレンデール王国の兵士たち。彼らもその真実を知り、互いに相手を受け入れるようになります。

 

アレンデール王国もエルサの力でもって守りきることができ、そして精霊と共に生きるエルサは、ノーサルドラ人と共に生きることを決めます。

 

二人の姉妹はアレンデール王国とノーサルドラ人の懸け橋となり、世界は平和になったのでした。

 

 

まとめ

・新しい世界へ行くこと、自分を知ろうとすることは、痛みを伴うことかもしれない。しかし自分を信じ、仲間を信じ、今自分ができることを精一杯やっていけば、必ず道は開ける。

 

 

私はこの映画からはそんなメッセージを受け取りました。

 

 

アナはエルサのように魔法の力を持っているわけではありません。クリストフのように力が強いわけでもありません。

 

それでもアナは、「自分に今できること」に全力でぶつかります。

 

エルサももちろん命がけですが、力を持っていないアナだからこそ、その思い、強さに引き付けられます。

 

今自分ができることを全力でやる。毎日の生活で忘れてしまいがちなことを思い出させてくれました。

 

 

また今回も映像が本当に素晴らしかったです。

 

エルサが水の精霊と戦うシーンや、水から国を守るシーンなど圧巻でした。

 

ぜひ映画館でご覧いただきたいです。