脳を鍛えてブッダになる52の方法 第2部
脳を鍛えてブッダになる52の方法
第2部 人生を楽しむ
12.楽しく過ごす
日常生活の楽しみを満喫しましょう。
好きな香りは?
おいしいものは?
きれいなものは?
聞き心地の良い音は?
触り心地が良いものは?
次にお気に入りの状況を思い浮かべます。
南国の海辺、きれいな森、お気に入りのソファーなど、心地良い場所に自分がいるところを想像します。
こうした楽しみをじっくり味わいます。
ゆっくり時間をかけ、ゆっくり楽しみにしておりましょう。
13.「はい」と言う
「はい」と言うということは、事実をありのままに受け入れるということです。
好きなものに「はい」と言ってみましょう。
好きでも嫌いでもないものに「はい」と言ってみましょう。
そして、嫌いなものにも「はい」と言ってみましょう。
好きだろうと嫌いだろうと、現実のままにそれを受け入れると言う感覚を感じ取りましょう。
嫌いなものを好きになれと言っているのではありません。
ただありのままに受け入れてみましょう。
14.もっと休みを取る
現代人は毎日10時間、12時間、通勤時間などを含めればそれ以上働くのが普通になってしまっています。
まず、もっと休みを取ることを自分自身に誓います。
- 自分に休みを取る許可を与えましょう。
休みを取る事は健康のために大切です。もっと休みをとればあなたの生産性は上がるでしょう。
- 休むこと以外は何もしない。
休憩時間には何もしないようにします。休憩をきちんと取ると言う事は生産性向上にもつながります。
- 細かい休みをたくさん取りましょう。
数秒間目を閉じたり、2、3回深呼吸をしたり、立ち上がって動き回ったりしましょう。
他にもリラックスをしたり、ストレスを軽減させたり、体が喜ぶようなことをしたり。
少しずつでも構いません。そうやって自分を適切に休ませるようにしましょう。
15.喜ぶ
私たちの祖先は生き延びるために、悪い情報に目を配り、その情報蓄積するように進化をとげました。
人は悪い情報に目が行きやすく、良い情報は目が行きにくくなっています。
ゆえに余計な不安を感じやすく、落ち込み、自身喪失を生み出します。
しかし、積極的に良い情報、嬉しいと思った小さな出来事を探すことで脳の偏りを補うことができます。
そうすれば、もっと幸せを感じやすくなり人にも優しくなり、ストレスも減り、体の健康にも良い結果をもたらします。
今日も生きていること、自分が持っているもの、家族が健康に生きていること、そういった当たり前のことに目を向け喜びましょう。
今日の生活の中でのいい事を書き出したり、自分のいいところに注目しましょう。
16.信じる
信じる事は疑いや恐怖に対する解毒剤になります。あなたに力を与えてくれます。
世間や自分を信じられなければ、とても不安定で恐ろしい人生になってしまいます。
17.美しさを見いだす
美しさは人それぞれ感じ方が違います。
あなたが美しいと言うものはどんなものでしょうか?
私たちの周りには美しいものが本当にたくさんあります。しかしそれに気づいていない人がとても多いのが現実です。
毎日少し時間を割いて美しい物に心を開きましょう。
いつもなら心に留めないようなものでも意識して探してみてください。
空や草花、電化製品、自動車、遊んでいる子供たち。たくさん探してみましょう。
18.感謝する
身の回りのもの、自然、家族や友人達。
そういった様々なものに感謝をしましょう。
19.笑顔になれる
笑うことには本当に様々な効用があります。
笑うことでストレスを軽減したり、世間をより肯定的に見れるようになったり。
あなたが笑顔になると、周りの人たちにもそのいい気分が伝染し、みんなが笑顔になります。
笑顔でいると言う事は、自分にも周りの人にも良い影響を与えます。
無理に笑えと言う話ではありません。
悲しみや怒りといった感情を押さえつけて無理に笑ったとしても、それは良い影響を与えません。
1日数回時間をとって、自分が笑顔になれることを思い出してみましょう。
毎日少しずつ笑う時間を増やすことで、あなたの脳や身体にとても良い影響を与えていきます。
20.興奮する
興奮すると言うのは、エネルギーと明るい感情が合わさったときに起きます。
興奮の度合いは様々ありますが、あなたの心を動かすものなんでしょうか。
病気にかかっていたり、心理的にストレスを抱えていたりすると興奮するのが難しくなります。
何かに興奮することがない人生は、薄っぺらく、面白みがないものになってしまいます。
少しずつ人生の中で情熱が占める割合を大きくしていきましょう。
喜びを感じ、意欲を持ち、エネルギーを高めるようにしてください。
興奮し、胸をときめかせるのは悪いことではないと言い聞かせましょう。
新しいことをしてみたり、間抜けなことをやってみたり、誰かが熱中していったりするものに変わってみたりするのも良いでしょう。
他の人がはしゃいでいるものに水を差すと言う事は絶対にしないでください。
自分がはしゃいでいる時も同じです。