脳を鍛えてブッダになる52の方法 第4部
脳を鍛えてブッダになる52の方法
第5部 心安らぐ
42.今何の問題もないことに気づく
私たちの脳は不安を感じ続けるように進化してきました。
あなたは基本的に何の問題もない、そんなこと1日ですが確認してください。
あれも欲しいこれも欲しいと思っているあなたには何の問題もありません。
今この瞬間に自分は何の問題もないと言うことを理解しましょう。
43.自分の気質を誇りに思う
- 極端に外交的な人もいれば、公的な人がいます。
ですが、多くの人がその習慣です。
気質、性格と言うのは生まれついてのものです。
性格はただの傾向であり、人生経験、意向などによって形が変わります。
気質はある環境はぴったりはまりますが、別の環境ではあまりうまくいきません。
あなたの季節が環境にうまく合っていないと自分の力を発揮することができません。
そして自分は、能力がないだとか、何かが欠けていると考えてしまいます。
それは当然のことです。
問題はあなた自身にあると言うメッセージを環境から感じ取ることで、そうした思いがさらに強化されてしまいます。
しかし本当は悪いところなど何もありません。
自分の気質を誇りに思いましょう。
自分の季節を認め、その良いところを見るようにし、その長所を生かせるような環境や人間関係を探します。
まず自分の気質がどんなものかはっきり感じ取ってください。
- 気が散りやすいですか?それとも集中力が強いでしょうか?
- たくさんの人と仲良くなりたいと思っていますか?それとも友達が少なくして、1人の時間を多くしたいでしょうか?
- イライラしがちですか?穏やかで落ち着いていますか?
あなたと周囲の環境をうまく合わせるようにしてください。
あなたの気質の長所はなんですか?
あなたの気質に必要なもの、あるいはその弱点は何でしょうか?
自分に必要なものを補い、自分の弱いところを守るためにはどうしたらいいかを考えましょう。
このように考えていくと、問題なのは環境やあなたの気質ではなく、あなたと環境の不適合であることがわかります。
44.自分の心の中の子供(インナーチャイルド)を愛する
子供時代のあなたを大事にするようにしてください。
その子に自由に遊ばせてあげてください。
その内なる子どもに本当は何がしたいのか聞いてみましょう。決まりきった枠組みにとらわれないようにしてください。
夏休みの初日に子供でいることがどんな感じだったか思い出しましょう。
同じようにあなたの残りの人生が目の前に仕上げます。
45.自ら矢を放たない
実際には困ったことが起こっていないのに、不安になって過剰反応してしまうであるとか。
すべて順調に行っているのに、失敗してしまうのではないかと心配したり。
うれしいことにさえ否定的に反応してしまう時が時々あります。
こうした反応は全て自分自身に向かって放つ矢です。
つまらないことに大げさに反応したりいつまでも根に持ったり、そういった矢を自分に放たないようにしましょう。
46.完璧でないことに対する不安を和らげる
不完全なものは至るところにあります。
事態を改善するために相応の努力を重ねてください。
しかし完璧に仕上げるのは不可能です。
47.反応しても反抗はしない
気持ちよさを最優先しましょう。
安らぎ、幸せ、愛を手にする機会を日常生活の中で探すことです。
チベットでは、数分間を大切にすれば、時間は勝手に自分を大事にするようになる。と言われています。
48.自分の問題として捉えない
- 物事を自分を中心に考え始めたら、それに気づいてください。
恋にやられたと考えないようにしたらどんな感じがするかについて観察しましょう。
- 他人の意図を安易に推測するのはやめましょう。
- 物事にはたくさんの原因があります。他に何か原因はないだろうか?もっと大きな雨推測するのはやめましょう。
- 物事にはたくさんの原因があります。他に何か原因はないだろうか?もっと大きな視点で見たらどうなるだろうか?と自分に問いかけましょう。
- 相手に共感するようにしてください。
- 私は、私を、私のもの、といった自我の感覚を小さくすることをに挑戦しても良いでしょう。
音が聞こえる、と、私は音を聞いているの違いを理解してください。
49.もっと安心する
1.茂みに虎が入ると思いますが、実際にはいません。
2.茂みに虎がいないと思いますが、実際には虎が1匹いて、あなたに飛び掛ろうとしています。
2番目の間違いではなく、1番目の間違いをする人がほとんどです。
50.心の穴を埋める
良い経験を自分の中に取り込みましょう。
必要なものが何なのかがはっきりすれば後は簡単です。
それを心に埋めてあげましょう。
51.手放す
しがみつくことで自分や他人に悪影響を及ぼすものがたくさんあります。
例えば「すべきである」と言う言葉、悪い習慣、救いようのない客、得る所のない人間関係、など様々です。
少し手放せば少し幸せになります。
たくさん手放せばたくさん幸せになります。
全てを手放せば完全な幸せを得ることができます。
手放すのは知恵であるということを理解しましょう。
過去の自分を手放してください。自分を変えるために、学び成長してください。
52.愛する
私たちは皆愛されたいと思っています。
- あなたを大切に思う人と一緒にいる時の感覚を思い浮かべましょう。
- 感謝、共感、親切などの感情を呼び起こす物事を思い浮かべましょう。
- 優しい思いを人に向け、愛すると言う感覚を強めます。
愛するチャンスは毎日たくさんあります。
ぜひ愛してみましょう。